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AI画像生成は無料でどこまで使える?2026年の実情

約13分で読めます

要点

2026年の無料AI画像生成には、必ずどこかに制約があります。GeminiとChatGPTはArena上位のNano BananaとGPT Imageを使えますが、無料枠は限られ、利用できない国もあります。YandexのAlice AIとSberのGigaChatは無制限ですが、そのモデルはArenaの80モデルのランキングに入っていません。AI2Faceなら上位モデルを1つのサブスクで使えます。

目次
画面が空白のノートパソコンと、その周りに並べたAI生成画像のプリント:赤いコートの女性、水彩画のキツネ、山の湖、おもちゃのロボット、香水瓶

2026年の「無料のAI画像生成」は、ほぼ必ず何かとの引き換えです。画像も描ける無料のチャットアシスタント、お試しの上限、あるいは解像度の制限。今回は、開発元のヘルプページに無料利用の条件が書かれているサービスを集め、どの地域で使えるかを確認したうえで、独立した品質ランキングと照らし合わせました。完全無料のサービスにとっては厳しい結果です。手軽に使える一方で、品質は世界をリードするモデルに大きく後れを取っています。

無料のAI画像生成サービスを比較

データは2026年10月1日時点の各開発元のヘルプと発表に基づきます。

サービス モデル 無料枠 利用できる地域 主な弱点
Alice AI Yandexのモデル 「制限なし」 ロシア語のサービス 世界の品質ランキング外、画像の保存は14日間
Shedevrum YandexART 開発元は非公開 ロシア語のサービス 世界ランキング外、透かし入り、4Kと商用利用は不可
GigaChat Kandinsky 6.0 Image 生成枚数の上限なし ロシアのIPのみ 世界ランキング外、Sber IDでのログインが必要
Gemini Nano Banana 2 負荷に応じて変動、5時間ごとにリセット 対象国のみ ダウンロードは1K
ChatGPT GPT Image 「Limited」、具体的な数は非公開 対応国のみ 無料枠の数は非公開
AI2Face Nano Banana、GPT Image、Seedreamなど 登録後にウェルカムクレジット Web、カードまたは暗号資産 その後は1つのサブスクで全モデル

完全無料のサービスが品質で負ける理由

画像モデルを最も公平に比べる方法は、ブラインド投票です。Arena(旧LMArena)では、同じプロンプトから作られた2枚の画像を、モデル名を伏せた状態で見比べ、良いほうを選びます。2026年9月24日時点で、テキストから画像を生成する部門のランキングには80のモデルが並び、投票数は640万を超えています。

Arenaの順位 モデル 開発元 AI2Face
1 GPT Image 2.5 OpenAI あり
9 Nano Banana 2 Google あり
10 Seedream 5.0 Pro ByteDance あり
14 Nano Banana Pro Google あり
27–30 FLUX.2 Black Forest Labs あり
— YandexART Yandex ランキング外
— Kandinsky Sber ランキング外

YandexARTもKandinskyも、ランキングの80モデルに含まれていません。つまりAlice AIとGigaChatで無料で使えるのは、世界のトップ80にすら入らないモデルです。年賀状やネタのアイコンなら十分でしょう。しかし写実的なポートレート、商品画像、広告バナーとなると差はすぐにわかります。複雑な構図、手、画像内の文字、写真からの顔の再現は、ランキング上位のモデルのほうがうまく仕上がります。

Alice AIとShedevrum:Yandexの無料サービス

Alice AIはチャットの中で直接画像を描きます。Yandexによると、このアシスタントは「制限なく画像を生成でき」、結果はプレゼン資料、広告、商品ページに使えます。無料版とAlice Plusの違いはチャット内の画像の保存期間で、14日と30日です。

Shedevrumは画像生成専用のYandexの独立したアプリです。ヘルプには無料の生成回数は書かれていませんが、Shedevrum Proで追加される機能は明記されています。4K、商用利用、透かしの削除、そしてYandexART v.2.5 PROを含む5つのモデルが使えるスタジオです。つまりShedevrumの無料画像には透かしが入り、個人利用に限られます。ProはYandex Plus加入者なら月100ルーブルですが、それでも使えるのは世界ランキング外のモデルです。

GigaChatとKandinsky 6.0:無料だが条件付き

SberはKandinsky 6.0 Imageを2026年4月28日に公開し、GigaChatに組み込みました。同社によると、このモデルは無料で生成回数の制限がなく、テキストからの画像生成と写真の編集の両方に対応しています。2026年夏からは、GigaChatに最大3枚の写真をアップロードして1つのシーンに合成できるようになりました。

利用条件はAliceより厳しくなっています。GigaChatのヘルプでは、ロシアのIPアドレスとSber IDが必要で、VPNはオフにするよう求めています。つまりロシア国外ではサービスが開きません。そして最も重要な点として、KandinskyもYandexARTと同じくArenaのランキングに入っていません。

GeminiとChatGPT:ランキング上位だが国の制限あり

サブスクなしのGeminiは、Nano BananaファミリーのNano Banana 2で画像を生成し、1Kのファイルを出力します。Nano Banana ProはGoogle AIの加入者専用です。詳しくはガイド「Nano Bananaを無料で使う」をご覧ください。

ChatGPTの無料プランではGPT Imageで画像を生成できますが、OpenAIの料金ページのこの項目には「Limited」としか書かれていません。

どちらのモデルもArenaランキングの上位にいます。問題は利用できる地域です。GeminiとChatGPTはGoogleとOpenAIが公開する対象国でしか使えず、OpenAIは非対応の国からアクセスしたアカウントは停止される場合があると明言しています。

無料と有料の品質:同じプロンプトで比較

上位モデルでも、無料プランでは解像度が下がります。カフェの黒板メニューにロシア語の文字を入れるプロンプトを、無料のGeminiと同じ1KのNano Banana 2と、加入者向けと同じ2KのNano Banana Proで生成しました。

Фотореалистичный снимок меловой доски-меню маленькой кофейни на кирпичной стене рядом
с окном с растениями. Надписи мелом на русском, ровно как в кавычках: заголовок
«КОФЕЙНЯ У ДОМА», ниже три строки «Капучино — 250», «Раф лавандовый — 320»,
«Сырники — 280». Небольшой рисунок мелом — чашка с паром, деревянная рамка, тёплый
утренний свет, без другого текста
同じプロンプト:左がNano Banana 2の1K(928×1152)、右がNano Banana Proの2K(1856×2304)。どちらも文字の誤りはなし。

どちらのモデルも4行すべてをロシア語で誤りなく書きました。文字の描写はランキング上位モデルの得意分野です。違いは解像度にあります。1Kの画像は画素数が4分の1で、印刷や大きなバナーにするとチョークやレンガがぼやけます。SNS投稿なら1Kで足りますが、商品ページや印刷には足りません。AI2Faceでは、どちらのモデルも2K以上で使えます。

無料プランで失うもの

制限 該当サービス 困る場面
世界ランキング外のモデル Alice AI、Shedevrum、GigaChat 写実表現、顔の再現、広告
透かし Pro未加入のShedevrum 公開、広告
商用利用の権利なし Pro未加入のShedevrum ECサイト、クライアント案件
低解像度 サブスクなしのGemini(1K)、Pro未加入のShedevrum(4K不可) 印刷、バナー、商品ページ
一部の国で利用不可 Gemini、ChatGPT 自国が対象外ならすべて
ロシア国内のみ GigaChat(ロシアのIP) ロシア国外のすべての人

見えない透かしについても触れておきます。GoogleのAPIドキュメントによると、Nano Bananaの画像にはすべてSynthIDの透かしが入っています。肉眼では見えませんが、Googleのツールで検出できます。

登録なしのサービスは探す価値がある?

公式の無料サービスはアカウントが必要です。GeminiはGoogle、GigaChatはSber ID。検索結果に出てくる「登録不要・無制限」のサイトは、FLUXなどのオープンモデルを使った第三者のサービスです。画像の保存期間、権利の帰属、アップロードした写真の扱いは、すべてサイト運営者次第です。自分の顔写真はこうしたサイトにアップロードしないほうが安全です。

AI2Face:ランキング上位のモデルを1つのサブスクで

AI2Faceなら2つの問題を同時に解決できます。Arenaの上位モデルが1か所にそろい、モデルごとに別々に支払う必要もありません。

  • ランキング上位のモデルを1つの画面で。 GPT Image、Nano Banana 2、Nano Banana Pro、Seedream、FLUXなどをワンクリックで切り替えられ、モデルごとのサブスクは不要です。
  • 好きな方法で支払い。 銀行カードまたは暗号資産。各生成の費用は実行前に表示されます。
  • サブスク、または期限切れにならないクレジット。 サブスクのほかにクレジットパックも購入できます。使い切れなかったクレジットは月末に失効せず、翌月に繰り越されます。
  • 登録後のウェルカムクレジット。 自分のプロンプトでモデルを比べ、無料サービスとの違いを自分の目で確かめるのに十分な量です。
同じプロンプト、3つのモデル:Nano Banana Pro、GPT Image 2.5、Seedream 5.0 Pro。被写体は同じでも、光、アングル、人物の表情が異なる

Shedevrumを試したあとに同じプロンプトをNano Banana ProやGPT Imageで実行すると、無料のサービスにはもう戻りたくなくなるはずです。用途ごとにどのモデルが合うかは、AI画像生成ツールの選び方で解説しています。

まとめ

Alice AIとKandinsky 6.0搭載のGigaChatは無料で上限なし、Shedevrumは透かし付きで無料です。3つともロシア語のサービスです。年賀状や遊びの画像なら十分使えます。しかしYandexARTもKandinskyも、GPT Image、Nano Banana、Seedreamが上位を占めるArenaの80モデルのランキングには入っていません。上位モデルそのものを無料で使えるのはGeminiとChatGPTだけで、枚数と解像度に制限があり、利用できない国もあります。ポートレート、商品ページ、広告など仕事で使う画像なら、妥協に時間をかける必要はありません。AI2Faceでは、同じランキング上位のモデルを1つのサブスクで使え、カードや暗号資産で支払えます。まずはウェルカムクレジットで比べてみてください。

よくある質問

完全に無料のAI画像生成サービスはどれですか?

YandexのAlice AIと、Kandinskyを搭載したSberのGigaChatです。両社とも生成回数に制限はないとしています。ただし品質は世界のトップに及ばず、どちらのモデルもGPT Image、Nano Banana、Seedreamが上位を占めるArenaの80モデルのランキングに入っていません。

品質が一番高いAI画像生成モデルはどれですか?

2026年9月24日時点のArenaランキングでは、GPT Image 2.5(1位)、Nano Banana 2(9位)、Seedream 5.0 Pro(10位)、Nano Banana Pro(14位)です。これらはすべてAI2Faceで使えます。

登録なしで使える無料のAI画像生成はありますか?

公式サービスにはありません。GeminiはGoogleアカウント、GigaChatはSber IDが必要です。「登録不要・無制限」をうたうサイトはオープンモデルを使った第三者のサービスで、画像の保存や権利についての保証はありません。

無料で作ったAI画像を広告やECサイトに使えますか?

サービスによります。YandexはAlice AIの画像の商用利用を認めていますが、Shedevrumで商用利用できるのはProプランだけです。公開前に各サービスの規約を確認してください。

GeminiやChatGPTが自分の国で使えない場合、Nano BananaとGPT Imageを使う方法はありますか?

GeminiとChatGPTは、GoogleとOpenAIが公開している国でしか使えません。AI2Faceなら両モデルをジェネレーターで使え、カードや暗号資産で支払えます。新規アカウントにはウェルカムクレジットが付与されます。

出典

13
  1. https://arena.ai/leaderboard/text-to-image
  2. https://alice.yandex.ru/skills/create-images/
  3. https://yandex.ru/support/shedevrum/ru/pro
  4. https://giga.chat/help/articles/faq
  5. https://giga.chat/help/articles/neural-network-kandinskiy-what-it-is-and-how-it-works
  6. https://habr.com/ru/news/1028996/
  7. https://habr.com/ru/news/1045474/
  8. https://ai.google.dev/gemini-api/docs/image-generation
  9. https://support.google.com/gemini/answer/14286560
  10. https://support.google.com/gemini/answer/16275805
  11. https://chatgpt.com/pricing/
  12. https://help.openai.com/en/articles/20001047-ads-in-chatgpt
  13. https://help.openai.com/en/articles/7947663-chatgpt-supported-countries

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