
インフォグラフィックとは、商品と文字を組み合わせて見せる商品ページの画像です。特長、構造、セット内容、対応機種などを伝えます。以前はデザイナーが編集ソフトでテンプレートから組んでいましたが、今は1枚の画像が1つのプロンプトと商品写真でできます。フライパンで試してみました。キッチンで撮った写真から、使える画像を4枚と、やってはいけない例を示すためにわざと悪くした1枚を作りました。すべてGPT Image 2.5で生成しています。私たちのテストで、文字とレイアウトを最もうまく扱えたモデルです。
1. マーケットプレイスのインフォグラフィックに使うAI
インフォグラフィックに必要なのは、正確な文字と、変わらない商品の2つです。モデルが一度で両方をこなせないと、1枚ごとに作り直しが続くことになります。
| モデル | 画像内の文字 | レイアウト | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| GPT Image 2.5 | 整理された画像なら誤りなし(私たちのテスト) | 厳密なグリッド、大きな文字、意味に合ったアイコン | インフォグラフィックのメインツール |
| Nano Banana Pro | キリル文字も書ける、見出し向き | 自由度が高く写真に近い | 商品をシーンに置き、文字が少ない画像 |
| Nano Banana 2 | キリル文字も書けるが、プロンプトの引用符を描くことがある | シンプル | 手早いラフ案 |
同じインフォグラフィックのプロンプトで3モデルを比べた結果は、EC出品者のためのAIで紹介しています。
2. インフォグラフィック画像の5つの種類
特長の画像
メイン画像の次に置く1枚目です。商品名、アイコン付きの特長3つ、大きな文字。テストのラベルはロシア語ですが、実際の商品ページでは購入者の言語で書いてください。
この写真をマーケットプレイス用インフォグラフィックの1枚目にする。
フライパンは写真どおり正確に保つ:濃いグラファイト色のノンスティック
コーティング、明るいブナ材の柄、スチールのリベット。暖かいライトグレーの
背景に、やや角度をつけて真上から見たフライパン、やわらかな影。上部に
大きな見出し「Сковорода 28 см」。フライパンの下に、細い線のアイコン付きの
短い特長を3つ横並び:「Не пригорает」「Для индукции」「Ручка из бука」。
大きく読みやすい書体、濃いグラファイト色の文字とテラコッタのアクセント
1色、ロシア語の文字はすべて指定どおり、各ラベルは1回だけ、それ以外の
文字は入れない、ロゴなし。縦長3:4
「構造」、セット内容、対応機種
続く画像は、放っておけば購入者がレビューで尋ねる疑問に答えます。
- 構造や成分——断面、層、素材。化粧品なら成分、衣類なら生地と裏地。
- セット内容——箱に入っているものすべてを真上から並べて。「フタは付いていますか?」に答えます。
- 対応機種——何に使えるか。コンロの種類、スマホの機種、ベッドのサイズなど。
フライパンの構造を示すインフォグラフィック画像を作る。外観は写真どおり
保つ。底面の断面を4層で描いたすっきりした図、各層に細い引き出し線と短い
ラベル:「Алюминиевый корпус 4 мм」「Грунтовочный слой」「2 слоя
антипригарного покрытия」「Индукционный диск」。上部に見出し
「Как устроена」。暖かいライトグレーの背景、濃いグラファイト色の文字、
テラコッタの線、ロシア語の文字はすべて指定どおり、それ以外の文字は
入れない、ロゴなし。縦長3:4
「箱の中身」の画像を作る:暖かいライトグレーの背景に真上からのフラット
レイ——このフライパン、ブナ材のつまみが付いた丸いガラスのフタ、ブナ材の
ターナー。テラコッタの引き出し線とラベル:「Сковорода」「Стеклянная
крышка」「Лопатка из бука」。上部に見出し「В комплекте」。ロシア語の文字は
すべて指定どおり、それ以外の文字は入れない、ロゴなし。縦長3:4
コンロ対応の画像を作る。このフライパンを真上から、暖かいライトグレーの
背景の中央に。その下にシンプルな線のアイコンを2×2のグリッドで並べ、
ラベルを付ける:「Газ」「Электро」「Индукция」「Стеклокерамика」。上部に
見出し「Подходит для всех плит」。テラコッタのアイコン、大きく読みやすい
書体、ロシア語の文字はすべて指定どおり、それ以外の文字は入れない、
ロゴなし。縦長3:4
5つ目のよくある種類はサイズの画像で、寸法線と数字を入れます。そのプロンプトと例はAI商品写真のプロンプトの記事にあります。
何枚作るか
シンプルなメイン画像のあとに、インフォグラフィックは3〜5枚あれば十分なことがほとんどです。1枚に1テーマ。特長の画像にサイズやセット内容まで載せると、購入者は何も読まなくなります。
3. 商品画像インフォグラフィックの文字のルール
- **1枚に3〜4項目、各2〜4語。**商品ページはスマホでサムネイルとして見られるため、段落は読まれません。
- 大きな文字、縁取りや影はなし。「大きく読みやすい書体」と指定しましょう。小さな文字に効果をかけると、文字がつぶれます。
- **シリーズ全体で背景色1つ、アクセントカラー1つ。**今回は暖かいライトグレーとテラコッタで、画像がひとつの商品ページとしてまとまりました。
- **各ラベルは引用符で囲み「1回だけ」と書く。**OpenAIがGPT Imageのプロンプトガイドで勧めている方法です。正確な文字を引用符で囲み、位置を指定し、余計な文字を禁じます。
- 確認できる事実だけ。「最も丈夫」ではなく「本体4 mm」。数字はメーカーの仕様から取りましょう。AIは何でも書いてしまいます。
4. OzonとYandex Marketのインフォグラフィック要件
ルールはプラットフォームごとに異なります。例として、ロシア最大級のマーケットプレイス2社が公式ヘルプで定めている内容を紹介します。
| Ozon | Yandex Market | |
|---|---|---|
| アスペクト比 | 全カテゴリーで縦長3:4 | ストア上では3×4に調整 |
| 解像度 | 衣料品・靴・アクセサリーは900 × 1200 px以上 | 300 × 300 px以上 |
| ファイル | 10 MBまで、JPEG、PNG、HEIC、WEBP | 10 MBまで、JPG、PNG、HEIC、WEBP |
Yandex Marketは、画像に入れてはいけないものを明記しています。価格タグ、割引、ショップやマーケットプレイスのロゴ、透かし、連絡先、リンク、配送情報です。文字で「最高」「完璧」「本物」と書くことも、「○○の代替品」のような比較も禁止です。インフォグラフィックにとってはそのまま守るべきルールで、「売れ筋No.1」「最高のフライパン」「30%オフ」を画像に入れると審査に通らないことがあります。
Wildberriesは出品者管理画面のヘルプで要件を公開しており、Amazonや楽天などのプラットフォームも同様です。形式と文字のルールはそちらで確認してください。どのプラットフォームでも、プロンプトには「縦長3:4」のように形式を明記しましょう。
5. 失敗例:悪いインフォグラフィックとは
同じ商品、同じ情報。でも、急いで作るとありがちな仕上がりです。派手なグラデーション、10個のバッジ、5種類の書体、「売れ筋No.1」「母の日ギフト」。
問題点:
- 商品が画面の5分の1しかない——何を売っているのかわからない。
- 3つではなく10個のメッセージ——どれも記憶に残らない。
- 中身のない言葉——「品質」「保証」「売れ筋No.1」は何も伝えず、Yandex Marketは「売れ筋」や評価表現を禁じている。
- 「ガラス」を意味する単語の誤字——小さく詰まった文字では、文字に最も強いモデルでもミスをします。ラベルは少なく大きいほど、結果は安定します。
上の1枚目と比べてみてください。同じ特長でも、ラベルは3つ、商品は画面の半分を占めています。
6. AIか、テンプレートツールか
オンラインのインフォグラフィック作成ツールには既製のテンプレートがあります。写真をドラッグして文字を入力するだけ。似た商品が100点あってスピード重視なら便利です。
AIのほうが向いているのは、次のような場合です。
- 写真にないものを見せたい——断面、層、使用中の商品;
- 切り抜きの手間を省きたい——モデルが背景を消し、光も整える;
- 自分のスタイルを保ちたい——何千人もの出品者が使うテンプレートではなく。
よくある流れは、AIで画像を生成し、小さな文字や数字が多ければ編集ソフトで仕上げる方法です。
まとめ
1枚に1つのテーマと3〜4個の短いラベルに絞れば、AIはデザイナーより速くマーケットプレイス用インフォグラフィックを作れます。文字の入る画像はGPT Image 2.5、商品と人物のシーンはNano Banana Proを使いましょう。特長、構造や成分、セット内容、対応機種、サイズの5種類で、ほぼどの商品ページもカバーできます。アップロード前にラベルと数字をひとつずつ確認し、「最高」のような評価表現は削除してください。購入者にも審査にも好まれません。AI2FaceならGPT Image 2.5とNano Bananaを1つのジェネレーターで使え、生成のたびにコストが事前に表示されます。スタートクレジットで最初の数枚を作れます。
よくある質問
商品画像のインフォグラフィックには何を書けばいいですか?
1枚に1つのテーマです。2〜4語の特長を3〜4個、構造や成分、セット内容、対応機種、サイズ。購入者が確かめられる事実だけを書き、「最高」や「売れ筋No.1」は避けます。
インフォグラフィックの画像は何枚必要ですか?
メイン画像のあとに通常3〜5枚です。特長、構造や成分、セット内容、サイズ、使用シーン。メイン画像は明るい背景に商品だけのシンプルなものが適しています。
文字が最も正確な商品インフォグラフィックAIはどれですか?
GPT Image 2.5です。私たちのテストでは、整理されたレイアウトの画像でロシア語の文字も誤りなく描けました。Nano Banana ProとNano Banana 2もキリル文字を書けますが、厳密なレイアウトを保てないことが多めです。
AIで商品インフォグラフィックを無料で作れますか?
一部は可能です。AI2Faceでは登録後にスタートクレジットが付与され、数枚の画像を作れます。各生成のコストは実行前に表示されます。
マーケットプレイスには画像内の文字にどんなルールがありますか?
Ozonは縦長3:4を必須とし、Yandex Marketは価格、割引、ショップのロゴ、「最高」「本物」などの言葉を写真に入れることを禁じています。Amazonや楽天なども出品者ヘルプで独自のルールを定めているので、シリーズを生成する前に確認しましょう。
出典
3
- https://developers.openai.com/api/docs/guides/image-prompting
- https://docs.ozon.ru/global/products/requirements/media/image-requirements/
- https://yandex.ru/support/marketplace/ru/assortment/create/main-fields/images












